かつて「詩の創作を諦めない詩人が一人でもいる限り、詩は永遠に不滅である。」という「詩は永遠不滅」論を発表した詩人林亨泰氏。実際に林氏は詩や詩論を書き続けることで、詩の活力を維持してきた。林亨泰(1924年生まれ)、筆名:亨人、桓太。創作は主に作詩、他にエッセイ、評論、翻訳等を手掛ける。1941年より...
展示期間:2019-07-26 ~ 2020-02-02
本展は、1949年に台湾への撤退は一時的なことと考えていた当時の外省人の軍人、その家族と子孫たち、そしてあれから70年の時を彼らと共に過ごしてきた全ての民族に捧げる。 本展のタイトル「逆旅」には二つの意味がある。 一つ目は、文字通りの意味で横逆な旅である。 二つ目は、古...
展示期間:2019-03-29 ~ 2019-12-22
詩人達がこころのままに思い描いた言葉によって、見る人を深く美しい屏東の世界に引き込むでしょう。そして、通時的や共時的な性質を持つ見せ方、各地から集まった創作者、異なる時代の歴史、ぶつかり合う社会への道筋などにより、鋭い感性で描きとった屏東を知ることができるでしょう。一緒におだやかな「阿猴城(屏東の旧...
展示期間:2018-12-21 ~ 2019-12-01
会津若松市出身の小説家で詩人の西川満は(にしかわみつる)は、2歳で家族とともに台湾に渡り、台湾で育ちました。早稲田大学仏文科で西條八十等に学んだ後、台湾に戻り、台湾独自の文学を打ち立てることに尽力します。1933年に台湾日日新報に入社。記者として活躍すると同時に媽祖書房を設立。台湾の美しい自然や豊か...
展示期間:2018-07-22 ~ 2018-09-09
国立台湾文学館は百年国定古跡に指定されています。1997年に修復が行われ、取り壊される際に、解体工事の職人が現在の展覧室Bの位置に偶然「時空の穴、ワームホール」を見つけたのです。ワームホールがつながっている時空は日本統治時代(1895-1945)で、台湾文学研究と密接な関係があり、台湾文学館の研究員...
展示期間:2017-12-20 ~ 2019-12-01
展覧総説昔から台湾と日本は何度も異なる時空間で触れ合い、交流し合ってきた。両国が刺激し合い、競争し合う度に輝きが放たれてきた。時には片方だけが眩しい光を放ち、時にはお互いに照らし合う。本特別展では、両者が照らし合うその輝きのもとで波動が起こって浮き彫りになる台日文学と文化についての紹介を行う。昔、両...
展示期間:2016-02-04 ~ 2016-11-27