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「私たちのストーリー:白話(口語)‧ 字 ‧ 文学」特別展

  • 展示期間:2015-08-18~2016-01-06
  • 展示場所:国立台湾文学館‧1F展覧室B

「私たちのêストーリー:白話(口語)•字•文学」特別展

白話字(Pe̍h-ōe-jī=POJ、口語文字)とは?。ラテン文字で表示した台湾語は何を表しているのでしょうか。今回の展示会では「白話字」をメインテーマとして「白話字とは?」、「白話字の起源と発展」、「白話字の誕生」というサブテーマを加えて、「白話字」文学に関する歴史を紐解き、その豊富な文学作品について紹介しています。なかでも、早い時期に台湾人の間で使われていた文字である「新港文(シラヤ語)」で書かれた「番仔契」といわれる契約文書や『マタイによる福音書』、1873年にカーステアーズ・ダグラス氏が刊行した初めてのアモイ語の「白話字」による華英辞典・『廈英大辞典』、1875年には宣教師として訪台し発行した台湾初の新聞・『台湾府城教会報』、「白話字」の普及に貢献したトーマス・バークレー牧師の銅像、台湾初印刷物印刷機(複刻版)、「白話字」で書かれた初めての医学書『内外科看護学』、聖書協会世界連盟がわざわざ訪台するほど関心を集めた『紅皮聖経』、各種口語文字による出版物や詩歌、散文、小説、脚本などの文学作品も展示されています。台湾文学の美しさを知っていただくためにも、文学をこよなく愛する方のご来館を心よりお待ち申し上げております。


図1図1  アニメーションにより歌を詠む雰囲気を再現。大勢の人が「白話字」の世界に魅了されている。
図2図2 台湾教会公報社跡地を再現。当時教会における印刷を普及させるための歴史を物語っている。
図3図3 教会では「白話字」の普及や発展に力が注がれていた。