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笠の風華──『笠』創設50周年記念特別展

  • 展示期間:2015-07-08~2015-08-23
  • 展示場所:国立台湾文学館‧1F展覧室D



1964年、「笠」詩社開設と同時に、隔月刊誌『笠』を発刊。今年で創刊から50周年を迎えました。この間合計300号を越える雑誌を刊行しましたが、1度たりとも休まず発行されています。この雑誌は滔々と流れる川のようにくねくねと曲がり台湾的の土地と河川を流れ、戦後における台湾文学の発展を見つめてきました。また同時に、台湾詩史上において重要なシーンを作り出し、足跡を残しています。『笠』の作品には歴史に対する意識や批判精神が鮮明に映し出されており、詩社の強固な結束が凝縮されています。これにより、「笠」は戦後の詩壇において、独特な風格と特色を備える詩社へと成長していきました。




今回の特別展は主に次の内容に分けられます。1、笠年表(雑誌の重要な内容や事件) 2、笠の同志の直筆原稿 3、詩集(初版や代表的な詩集) 4、重要活動の映像、5、笠の同志の外国語訳作品の紹介、国際交流資料の展示 6、一部の『笠』雑誌、重要な詩選集・論文集などで、半世紀にわたり『笠』が台湾の詩壇において絶えず育成し積み上げてきた豊かな成果を展示しています。




 開幕式での記念撮影

図1 開幕式での記念撮影。翁誌聡館長、鄭烱明医師、陳坤崙社長、林瑞明教授、曽貴海医師




錦連、白萩ら詩人の直筆原稿と詩集

図2 錦連、白萩ら詩人の直筆原稿と詩集。




各種外国語に翻訳された詩集

図3 各種外国語に翻訳された詩集。




笠詩社の年表

図4 笠詩社の年表。